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アロンソ「4強の闘いになる」

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昨年タイトルを獲り逃がしたフェラーリのフェルナンド・アロンソが開幕前の決意を語った。
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アロンソは昨年、最終戦アブダビGPの時点でタイトルの最有力候補として挑んだが、チームの戦略的なミスにより、レッドブルのセバスチャン・ヴェッテルに15ポイント差を覆されてタイトルを逃した。しかし、アロンソはフェラーリは昨年のミスから学び、今年は既に準備が出来ていると語る。「僕達は去年よりも力強いポジションにいる。もちろん世界選手権に勝つことがどれくらい難しいかは解っているが、僕達はそれを目指すために最高の場所にいる。勝利以外のゴールはない。フェラーリ、そして僕自身にとってもね」
また、アロンソは011年シーズンは「レッドブル、マクラーレン、メルセデスGP、そしてフェラーリでの戦いになるだろう」と分析。「レギュレーションとタイヤは新しいが、今季グリッド上に新しい勝者、突然優勝したり、大きなサプライズとなるチームが出るとは思わない。レース中は昨年よりも頻繁にピットストップが行われ、より見所が増すだろう。でも、最終的にウィナーの名前はこれまでと変わらないと思う」

盤石の体制で望む2年目のアロンソ/フェラーリ陣営。レッドブルのケツは確実に見えている。ただし、現状で始まってみなければ解らないのがメルセデスGP、ロータス・ルノーGPの位置関係、及びマクラーレンの戦闘力である。フェラーリはマシン、体制、ドライバー・スキルに至るまで高く、今のところ隙はないように見える。あとは対レッドブルのみ。