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オーストラリアGP・FP3結果

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オーストラリアGP・FP3結果
続き

先ずコヴァライネンがコース・イン。ブエミ、スーティル、ペトロフ、ハイドフェルド、マッサ、シューマッハーらが続く。昨日開始早々にマシンをクラッシュさせたチャンドックはロータスのピットで「一応」笑っている。HRT以外の全車が1周のインスタレーション・ラップを終えてピットへ。マクラーレンはピットでフロント・ウィングに新兵器「タイヤカス避け」を装着している。HRTは今日もジェフ・ウィリスの下でマシン組立中。
15分、ヴァージンのグロックが連続走行、1分35秒394を記録。ピットを出たばかりのリウッツィがターン3でマシン・ストップ。「ニュートラルに入ってエンジンが止まった」と無線。同じ場所でバトンがオーバー・スピードでコース・オフ。ペトロフが1分27秒台で暫定トップへ。2番手は軽快なコーナリングを見せるザウバーのペレス。
23分、ヴェッテルが27秒337で余裕のトップ奪還。ウィリアムズのマルドナドがコース・オフ、サンドトラップにリア・タイヤを取られて万事休す。ハイドフェルドが最終コーナーの縁石でフロントのバージ・ボードを破損。フェラーリのアロンソがコーナーでマシンをスライドさせながら走行、7番手がやっと、マッサも13番手と、明らかに乗りづらそうだ。フォース・インディアは深刻なスピード不足を露呈。スーティルはKERSも不調らしく、チームと盛んに無線でやりとりしている。
35分、1分24秒993でウェバーがトップへ。スーティルのオンボード・カメラに初めてギア、KERS、DRS(可変リア・ウィング)のモニター表示が映し出される。39分、バトンがオプション・タイヤで1分25秒961をマーク。43分にはヴェッテルが1分25秒327でトップ奪還。しかもプライム・タイヤ使用によるタイム。バリチェロはギアボックス・トラブルでピットをまだ出られない。ペレスもスロー・ダウンしてピットへ。
残り10分、各チーム予選シミュレーションを開始。ところがHRTのカーティケヤンがゆっくりと初走行、アタック・ラップ中の各車からブーイング。ヴェッテルが全セクター・ベスト・タイムで1分24秒507、続いてウェバー、そしてバトン、ハミルトンのマクラーレン勢。可夢偉は7番手でフリー走行を終えた。


開幕戦オーストラリアGP・土曜フリー走行3結果

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下馬評を覆す意外な快走を見せたマクラーレン勢。異次元の走りを見せるヴェッテル/レッドブルのライバルと成りうるか。