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マレーシアGP・FP3結果

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マレーシアGP・FP3結果
続き

フリー走行3回目、気温35度/路面温度27度、湿度は80%。前日のダンブロシオのトラブルはサスペンションとのことだが、川井一仁氏がマシンを見た際はディスクが割れていた、とのこと。公式発表とは食い違っている。
HRTのピット、カーティケヤンのヘルメットにインドの2011年、世界クリケット・チャンピオンのステッカー。僚友リウッツィはマシンに乗り込む様子がない。ロータス・ルノーGPのピットにはジャン・アレジの姿も。
FP3開始、まずディ・レスタがコース・イン。今季フォースインディアは常にセッション前半のスタートに拘る。続いてペトロフ、アロンソ、ウェバーら、各車1周のインスタレーション・ラップを終えてピットへ。ウェバーの表情が良い。笑顔と鋭い眼差しでスタッフに声をかけて回っている。ヴェッテルはホーナー、マルコらと談笑。両者の間に緊張感が走る。
13分、ペトロフとカーティケヤンが再度コース・イン、計測ラップへ。DRSを使用して積極的にアタック。ペトロフの僚友ハイドフェルドが1分39秒434でまずトップ。ロータス・ルノーGPではハイドフェルドがDRSをメルセデスGP同様、足で操作したいらしい。また昨日午後走れなかったダンブロシオが、今日は順調に周回を重ねている。
25分、ハミルトンが1分38秒940でトップへ。ヴェッテルが無線で担当エンジニアのロッキーに「リア・ウィングがストールしているんじゃないか」とレポート。オンボード・カメラを見る限りDRSは正状に動作しているが、念のためピットへ。昨日から明らかに上手く行っていないフェラーリは、まだ計測ラップを行っていない。32分、マッサがようやくコースへ。フォースインディアのディ・レスタが何度となくコーナー進入でスピン、ピットではヒュルケンベルグがモニターを観ながらイライラ。ディ・レスタのマネージャーであるアンソニー・ハミルトンも苦い表情。アレキサンダー・ブルツがリラックスしてモニターを観ていた。
40分、バトンが1分38秒464でトップ・タイム。続いてアルグエルスアリがオプション・タイヤを装着して2番手。シューマッハーもオプション・タイヤ使用でアタック、ただしDRSは使用しておらず、決勝のシミュレーション走行の模様。HRTはカーティケヤンが連続走行、トップから5秒遅れ程度をキープ。リウッツィの方はまだ計測を行っていない。
46分、アロンソがオプション・タイヤでアタックし、1分37秒284でトップへ。マッサも続いた。残り10分、オーダーはアロンソ、マッサ、ヴェッテル、シューマッハー、ロズベルグ、バトン、ブエミ、バリチェロ、アルグエルスアリ、ハミルトン。可夢偉は常に15〜16番手、セクター1が遅いザウバー、ここまでまだ正しいセット・アップを見つけられていない。
残り5分、まずバトンが1分36秒805を記録。直後にハミルトンが1分36秒340と、マクラーレン勢がフェラーリをひっくり返す。マクラーレン以外はラスト・アタック、中団ではここまで不振のザウバーが可夢偉9位/ペレス12位へとジャンプ・アップ。ピットへ戻ったヴェッテルのマシンの車載カメラがない。何処かへ落として来たのだろうか…?。

マレーシアGP・FP3結果
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