記事一覧

フェラーリ、フレキシブル・ウィング導入へ

ファイル 165-1.jpg

フェラーリのテクニカル・ディレクターのアルド・コスタは、レッドブル型のフレキシブル・ウィングを開発していると語った。
続き
コスタはマレーシアGPで「我々はフロント・ウイングの改革をさらに進めており、間もなくフレキシブル・ウイングを導入する予定である」と語り、フェラーリがレッドブル型のフレキシブル・ウイングを開発していることを認めた。
昨年、レッドブルRB6のフロント・ウイングが高速走行時に大きくたわんでおり、これがルール上禁止されている「フレキシブル(可動式)・ウイング」ではないかと話題になり、実際レッドブルのマシンのウイングがたわんでいるのが動画や画像でも確認された。が、このマシンが車検をきちんと通過していることがライバルにとっては不思議であり、頭痛の種だった。これを受けて、2010年シーズン中にフレキシブル・ウイングに関する車検の基準が変更され、2011年シーズンも車検の基準は更に変更。ライバルはこれによってレッドブルが利用しているルールの抜け穴がなくなることを願っていたが、それでもレッドブルRB7のフロント・ウイングがたわんでいたことが開幕戦のオーストラリアで確認され、この問題が今年も大きく取り上げられそうである。ちなみにこのウィングで得られるアドバンテージはコンマ5秒に及ぶと言われている。

開幕戦でハミルトンが「皆、レッドブルのフロント・ウィングがたわんでいたのを見ただろう?、彼等は違法なパーツを使ってるんだ」と告発したが、奇才エイドリアン・ニューウィーは動じなかった。いったいどう言うカラクリになっているのかは不明だが、とにかくレッドブルのフロント・ウィングは規定違反を犯すことなく、望み通りにたわんでいるようだ。別チームのあるエンジニアによれば「彼等のしていることは解っている。が、そのやり方が解らない」とのこと。チャーリー・ホワイティングも「あのマシンは合法だ」との太鼓判。フェラーリがその謎を解明したのであれば、レッドブルの独走を止める重要な鍵になる。