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トロ・ロッソ勢揃ってQ3進出

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スクーデリア・トロ・ロッソは中国GP予選でハイメ・アルグエルスアリが7位、セバスチャン・ブエミが9位グリッドを獲得した。
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セバスチャン・ブエミ(予選9位)「2台共トップ10に入れたのはチームにとって素晴らしいリザルトだ。僕自身はコンマ5秒の違いで7番手から9番手に落ちてしまったのが残念だけど、こんなに良いリザルトは久しぶりだし、僕達には競争力がありそうだよ。明日は良いグリッド・ポジションからスタート出来るので、ポイントが取れることを願っているよ」
ハイメ・アルグエルスアリ(予選7位)「良い仕事をしてくれたチームを祝福したい。2人共Q3に進出することは簡単じゃない。正直言えばQ2の赤旗に助けられた。明日は十分なポイントを取るチャンスがあるし、前向きな気分だ。僕達はこの位置からのスタートに慣れていないので、守りのレースを強いられるかも知れない。明日はタイヤが鍵になるだろう」
ジョルジオ・アスカネッリ(テクニカル・ディレクター)「レースとは不思議なスポーツだね。過去の2レースと比べ、フリー走行でのパフォーマンスは及ばなかったはずなのに、2台そろってQ3に進み、7位と9位を獲得出来た。我々はさほどコンペティティブではなく、フォースインディアは対等かやや速く、ウィリアムズも迫って来ていた。Q1では、コンマ2秒の間に11台のマシンがおり、いかに接戦か分かるだろう。レースでもこのポジションを維持できるかはまた別の話だ。もちろんポイントを獲得したいが、明日の56周は何が起きてもおかしくないよ」

「目の上のタン瘤」であるザウバー勢を降し、遂に2台揃ってQ3進出と言う「快挙」を成し遂げたトロ・ロッソ勢。しかし若いドライバーふたりには、チームから更に若いダニエル・リチャルドとのシート交代、と言う恐怖の罰が待ち受けており、このレースは上層部に印象付けるためには最高の舞台となる。笑うのはセバスチャンかハイメか。おおいにポジション争いを期待しよう。