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ケータハム買収完了

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トニー・フェルナンデスはチーム・ロータスと新たに買収したケータハムによる"一般的なブランド"の構築を目指すと述べた。
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フェルナンデスはダックスフォードの飛行場でイギリスのスポーツ・カー・メーカー、ケータハム・カーズの買収を発表。ただし2社の合併に向け、正確な計画を描くことは拒んだ。ブランドの今後に関するいくつかの決定は、現在、高等裁判所でグループ・ロータスと争っている名称権問題の結果次第で決めるとし、この買収がF1チームの名称変更に直結するものではない意向を強調した。「正直に言って、それは一度も考えたことがない。それらを引き合わせることは考えられるが、片方をもう片方の代わりとして考えたことはこれまでに一度もない。ケータハムとチームの最終的な形がどうなるかは、正直、解らない。大勢の人が、チーム・ロータスの名を失いそうだからこういう動きに出たのかと言っているが、決してそうではないんだ」その一方で、フェルナンデスは現在エアアジアという名称でGP2に参戦しているチームに関して、レギュレーションが許せば名称を変更するつもりだと明かした。「レギュレーションをチェックした上で、チームの名称を『ケータハム・GP2チーム』に変更する。エアアジアはスポンサーということになるので、つまり通称はエアアジア・ケータハムだ。もっとも、今聞かれたからこう答えたんだが、まだ時期などについてはハッキリしていない」GP2は来週トルコで開幕戦を迎える。

今のところフェルナンデスはロータスとケータハムをサッカーの「マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドのようなもの」と例え、直接のF1チームの名称変更についてはしらばっくれ続けている。しかし、手頃な価格のF1技術を用い、市販車を製造したいと言うフェルナンデスは、その実現に向けてケータハムのマネージング・ディレクター、アンサー・アリと協力して取り組んでいる。これらの動きがF1チームに活かされれば両者にとって理想の形であることは間違いない。また、フェルナンデスは、世界的不況の時代に自動車産業に進出するのは悪いタイミングではないのか、と多くの経済紙に言われ「私は9・11(同時多発テロ)の3日後に航空会社(エアアジア)をスタートさせた。人々の求めるものを生産するのであれば、常に市場はある」と述べた。…フェルナンデスの野望は叶うか。