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モンテツェモーロが断言

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フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテツェモーロは、フェリペ・マッサが2012年もフェラーリに残留すると発言した。
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フェラーリ8年目のフェリペ・マッサは来年末までの契約となっているが、2009年ハンガリーGPで頭部を負傷し、復帰を果たした2010年シーズンは思うような結果を残せず、今季も未だ表彰台フィニッシュがなく、レッドブルのマーク・ウェバーやメルセデスGPのニコ・ロズベルグらにシートを奪われるのではないか、と噂されている。しかしフェラーリのモンテツェモーロ会長はインタビューに対し、「我々は今シーズンと来シーズンの契約を有しているのだから、残留には間違いなく疑問の余地などない」とコメントした。またアロンソについても「彼はベスト・ドライバーの1人だ。長期に渡っての契約を望む」と述べている。

マッサの代わりと目されたのは、自らセカンド・ドライバーを名乗ってしまうウェバーと、未だF1未勝利のニコ。つまり、マッサがもうちょっと予選で上位に残り、ポディウム争いをしてくれれば、変にエースのアロンソの脅威とならない都合の良いドライバーでいられると言うこと。フェラーリがチーム内でふたりのドライバーを争わせることは絶対にありえない。よって、マッサはフェラーリにとってもまだまだ好都合な筈である。