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ハミルトンにペナルティ

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ルイス・ハミルトンは、モナコGP決勝でパストール・マルドナドと接触したことに関し、20秒加算ペナルティを下された。
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セーフティ・カー・リスタート後に1コーナーでウィリアムズのマルドナドをバリアに押しやったとして、モナコのスチュワードはハミルトンに対してドライブスルー・ペナルティに該当するレース・タイムへの20秒加算を下した。ただし、順位は後続のエイドリアン・スーティル以下が周回遅れでゴールしているため、ハミルトンは6位のままとなる。レース中、何度となく他車と接触したハミルトンは「ここではオーバー・テイクをするのが本当に難しく、チャンスはめったにない。僕は全力でレースをして、皆に良いショーを見せたかっただけなのに悔しい」とコメント。
また、このふたりと共に審議の対象となっていた小林可夢偉とエイドリアン・スーティルの一件は、可夢偉に戒告処分が下ったのみでペナルティはなく、可夢偉の5位が正式決定した。

「ここはモナコ/モンテカルロ、絶対に抜けない」とは1992年の三宅アナウンサーの名言だが、実際ここでフェアにライバルを抜くことは本当に難しい。特に今回多くの接触が見られたサン・デ・ボーテ、ミラボー、旧ロウズ・ヘアピンあたりはまず不可能。当然ドライバー達も解っているが、そこで行かなくてはならない状況に陥った時点でそのドライバーは既にモナコで負けている。ハミルトンのモナコは予選が全てだった。