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ルノー、エンジン規約に警告

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ルノーは、2013年に新しいエンジン規約が施行されなければF1から撤退すると警告していることが明らかになった。
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FIAは、2013年からF1に4気筒ターボ・エンジンを導入することを推進しているが、現在ルノーを除くエンジン・メーカー側はこの案に反対し、導入時期の延期を求めている。FIAはWMSC(世界モーター・スポーツ評議会)後、2013年の新エンジン規約について6月末に規約の導入時期について再検討を行うと発表。ジャン・トッドFIA会長は「レギュレーションを提案したのは彼らで、FIAはそれを受け入れた。我々は関連する代表全員と11回のミーティングを行った。そしてルノーの首脳陣は新しいエンジンが2013年に実現しなければF1を去る、と述べた。メルセデスやフェラーリは数年延期するよう頼んで来ている。彼らはルールに反対しているのではなく、延期を望んでいる。なので今後数日に渡り、状況を確認するために個人的に連絡をとって行くつもりだ」 と内情を語った。

ファンのひとりとしても複雑な想いの巡る4気筒ターボ・エンジン案。論点はひとつ、個人的にはバーニーと全く同じ。20数台のF1マシンが一斉にグリッドを離れたその瞬間、そのサウンドはどう聴こえるのか、に尽きる。ただ、音の専門家のひとりとして言わせて貰うが、現在全車V8である、と言う事実はサウンド面からは奇跡に近いほど「上出来」。もちろんフェラーリやマトラなどのV12サウンドを知っている世代にとっては物足りないのは事実だが、V10〜V8移行の際、予想以上にカン高いサウンドに驚いたのも事実である。ま、それがV4ターボ、となれば少々覚悟も必要だが。