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バトン争奪戦

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マクラーレンとフェラーリを巡り、ジェンソン・バトンの来季以降の去就が注目されている。
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一部報道によれば、フェラーリの関係者が現在マクラーレンに在籍するジェンソン・バトンをフェルナンド・アロンソのチーム・メイトとして加入させることについて、フェラーリ内ではかなり検討されている模様。一部関係者は「フェラーリは既にバトンの起用が可能かどうかをチェックしている。チームは、再びタイトルを獲るためには、アロンソのチーム・メイトはフェリペ・マッサよりも強力なドライバーである必要があると解っている」と発言したとされる。マクラーレンのチーム・プリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、バトンと長期契約を結びたい意向を示しているが、バトン自身は自分はセバスチャン・ヴェッテルやアロンソのように長期契約を結ぶことは考えていない、とコメント。自らの将来を「僕は長期契約を結ぶことは考えていないんだ。数年後に自分がどう感じているか予想出来ないからね。少なくとも、40歳でレースをしているところは想像出来ないよ。自分が勝てる限りはレースを続けたいと思っているだけなんだ。マクラーレンは僕に対して来季のオプションを持っているけど、僕に解っているのはそれだけだ。大勢のドライバー達が長期契約を結んでいるけれど、僕は将来を決めたくないんだ」と語った。

マクラーレンとバトンの間では、1年間600万ポンドで自動的に1年間契約が延長されることになっていると言う噂。しかもマクラーレンはバトンのパフォーマンスに満足しており、数週間の内に、更に条件を良くしてその先の契約についてもオファーする予定だと言う。本命ハミルトンが「自滅状態」であることを考えれば、それも当然かも知れない。