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バレンシア・合同テスト・初日結果

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2月1日、スペイン/バレンシア・サーキットで2011年最初の合同テストが幕を明けた。
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バレンシアには新車発表を終えたフェラーリ、レッドブル、ザウバー、ロータス・ルノーGP、メルセデスGP、トロ・ロッソ、ウィリアムズの7チームがニュー・マシンを持ち込み、マクラーレン、フォース・インディア、HRT、ヴァージンが2010年型旧車で新人ドライバー中心の走行を行った。

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7チームの新車が「公式な初走行」を終えた初合同テスト初日。当然、各チームが独自のプログラムに基づいたテストを行っており、この時点でのベスト・タイムが大きな意味を持つとは言い難い。
しかし、ディフェンディング・チャンピオンのレッドブルの新車RB7は、初のロング・ランをトラブル・フリーで走り、直接のライバルであるフェラーリF150にコンマ7秒の「大差」をつけてみせた。いきなりの走り始めから速い、これはこの2年間レッドブルが掲げた目標でもあり、彼らにとってシーズン序盤の不調が選手権に及ぼす影響は極めて大きかった。そういう意味でも、ヴェッテルの「この2〜3年で最高の滑り出し」というコメントは正直なものだろう。
そして、マラネロでは既にフェラーリF150の「スーパー・モディファイ」が始まった筈である。