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佐藤琢磨、KVレーシングと契約延長

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2010年よりインディ・カー・シリーズに参戦中の元F1ドライバー、佐藤琢磨がチームとの契約延長を発表した。
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ケヴィン・カルコーヴェンとジミー・ヴァッサーは、佐藤琢磨が2011年IZODインディ・カー・シリーズにKVレーシング・テクノロジー・ロータス・チームより参戦すると発表した。琢磨は「このチームで2シーズン目を迎えることが出来て、期待に胸を膨らませている」とコメント。「自分自身のモチベーションも高まっており、2年目となるインディ・カー・シリーズを闘う準備は整っている。僕を支援してれるスポンサーの方々に深くお礼を申し上げると共に、すぐにでも皆さんと一緒に大きな成功を分かち合えることを楽しみにしている」

ホンダなき後、熾烈なF1のシート争いに敗れ、アメリカ/IRLに新天地を求めた「タク」こと佐藤琢磨も、もう34歳になった。琢磨は、ルーキー・イヤーの昨年、テストの機会が最小限しかなく、インディ・カーを走らせたこともなく、知らないサーキットばかりだったにもかかわらず、エドモントンのレースではトップ10でフィニッシュしてみせた。 が、更なる上位獲得にはやや安定感が足りないことも露呈した初年度となった。また、今シーズンは先輩・武藤英紀がインディ・カー・シリーズ・フル参戦を諦め、全日本GT選手権への転向を決断。
正念場となる2年目の今季、サムライの挑戦が実を結ぶことを祈ろう。