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ウィリアムズ「最悪な結果」

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ウィリアムズは、2011年シーズンがスタートから大きく期待を下回っているとして、チームの根本的な見直しに取り組むとしている。
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新車FW33の開発の成果を発揮したかに見えた冬季テストから一転、開幕からの2戦を終えてウィリアムズ・チームにとっては失望のシーズン・スタートとなってしまった。オーストラリア、マレーシアの両レースでルーキーのパストール・マルドナドは全車中最初のリタイアとなり、ベテランのルーベンス・バリチェロも2戦連続してチェッカーを受けられずに終った。
ウィリアムズのCEOであるアダム・パーは「チームの全員が自分達のスタートに驚きと不満を抱えている。FW33の野心的なコンセプトや継続したエンジンに加え、バリチェロとは2年目にも関わらず物足りない結果に終わった。冬の間に感じた強さや、チームがこのマシンに取り組んで来た仕事量を考えると最悪だよ。まず、自分たちの長所と欠点を理解しなければならず、上海とイスタンブールに向けていくつか改良を行い、どのように機能するか見てみる必要がある。もちろん前進するつもりだが、我々が後方集団からスタートした事実は変わらない。よって、短期的な問題以外にも2012年以降のチームをより強化するため、取り組んで行く」と問題を認め、テクニカル・ディレクターのサム・マイケルは「セパンでのパフォーマンスは、あらゆる領域で期待を大きく下回った。これは受け入れ難いことであり、上海までにはパフォーマンス不足に関する全ての部分を徹底的に見直すつもりだ。最終的に、マシンのパフォーマンスと信頼性はエンジニアリング部隊に達し、我々はそれらに従って対応する」と語った。

最悪の開幕2戦連続ダブル・リタイアと言うシーズン・スタートを余儀なくされたウィリアムズ。予選でも開幕戦がマルドナド15位/バリチェロ17位、第2戦がバリチェロ15位/マルドナド18位。つまり、まずマシンが決定的に遅い。そして名手・バリチェロを以てして精一杯でこの状況、と言う事実が事態の深刻さを物語っている。昨年のポジション(コンストラクターズ・ランキング6位)からは完全に滑落してしまった。マルドナドの齎す豊富な資金を元に、名門チームの開発力でシーズン中盤以降の巻き返しを期待したい。